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ドイツ語の挨拶といえば皆さんもご存知のように、ドイツの一日はGuten Morgen!『お早うございます!』にはじまり、Guten Tag!『こんにちは!』、Guten Abend!『今晩は!』、Gute Nacht!『お休みなさい!』などと、いろいろな挨拶が交わされます。


余談となりますが、敬虔なカトーリック教徒が多いといわれる南ドイツ地方やオーストリアでは、昼夜を問わずイエス・キリストの父なる神(Gott)への敬愛を込めて、Gruß Gott! 「吾、心より神に挨拶申し上げます」なる独特な挨拶を互いに交わし合う習慣がございます。


さて、冠詞類はもとより、動詞群や人称代名詞、はたまた所有冠詞や形容詞などドイツ語の品詞の多くは、語尾や格を変化させることで初めてその力を発揮しはじめる、いわばドイツ語とは「格や変化に支配される言語」である、というのが私の持論です。


ではなぜこれほどまでに形容詞のgutの後に付される尻尾、すなわち語尾が重要とされるのでしょう。実はこれ、誠に理に適ったものであって、語尾を繙くことによって意味不明な名詞の文法性や格までもが判明してしまうのです。 となれば、否応なしに語尾に注目せざるを得ませんね。


皆さんは『こんにちは!』と交わされる挨拶がドイツ語ではGuten Tag!であることはもうお分かりですね。ではなにゆえにgutの後ろに語尾の-enを補うことになるのでしょうか? また朝であればGuten Morgen!、 夕刻となればGuten Abend!、でも、床につく時だけはなぜか語尾-eを補いGute Nacht!と挨拶を交わして、一日に別れを告げることになりますね。


嫌気がさす程に複雑な語尾変化が求められるドイツ語ですが、実は、それらの語尾のすべは定冠詞に由来しているのです。 そうです、覚えるだけでも頭を悩ますようなあの


der(-er), des(-es), dem(-em), den(-en)


女性形のdie(-e), der(-er), der(-er), die(-e)


中性形のdas*(-es), des(-es), dem(-em), das*(-es)


ならびに複数形のdie(-e), der(-er), den(-en), die(-e)などです。


尚、ドイツ語には-as*という語尾は存在しないものですから、そのすべては -esという語尾がそれを代用することになります。


ところが、形容詞を含めたドイツ語の格変化語尾と称されるものはすべてこの定冠詞に由来する語尾形なのですが、実は男性形の語尾として用いられる - er, - es, - em, - en,と、女性形及び複数形で用いられる語尾- eの僅か5つだけなのです。 これ、本当なのです! したがって、何ら難しいことはありませんので、ご安心ください。


では、これらの語尾をどのように活用したらよいものか、その極意をお教えすることにいたしましょう。別紙に用意した語尾の一覧表、中でもまずは、『形容詞の強変化語尾』にご注目ください。


Tagは男性名詞ですので、一覧表に則って1格から順に語尾を調べてゆくとguter Tag!2格がguten Tags!3格はgutem Tag!4格がguten Tag!、そうですね、ドイツ語の「こんにちは!」は確かにguten Tag!という響きですね。では、いったいなぜguten Tag!、つまり4格なのでしょう?


(つづきます)



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