これまたある日の授業でのこと、教材に書かれたドイツ語の一文を何気なく口にした途端に、一昔前の何とも懐かしい情景がふと蘇ってまいりました。 そのドイツ語の文とは、実は独り言、つまりモノローグ(r. Monolog)であって、Bist du traurig? 「君は寂しいかい?」、さらにBist du glücklich? 「君は幸せかい?」というセンテンスだったのです。 これといって何の変哲もない、ごく普通の単一の文章が二つならんでいるに過ぎなかったのですが、後者のBist du glücklich?を口ずさんだ私は思わず、東西ドイツが再統一されて間もない、今から凡そ二十数年前、家族を伴ってドイツのデュッセルドルフへ私が着任した直後の、ある日の家庭でのとある出来事を思い出したのです。

当時、私の二人の子どもたちは揃って現地校、つまりドイツ人学校
(e. Deutsche Schule)へ通っておりました。 無論、ドイツ語の知識などは皆無であって、二人は専ら日々の学校での学習を通して、あるいは放課後、近隣のドイツの子どもたちと一緒に遊ぶことで、徐々にドイツ語に磨きをかけていったようです。 今、あらためて振り返りますと、子どもたちのドイツ語の習得に関しては、親として子どもたちにたいへんな苦労をさせてしまったと反省もしております。ところがそんなある日のこと、学校から帰るや否や二人は、どこかで耳にしたことのあるとても懐かしいメロディー(e. Melodie / e. Melodei)と共に、Bist Du glücklich und Du weißt es, klatsch´in die Handなるドイツ語の歌詞を楽しげに口ずさみはじめたのです。 歌い終えた二人に聞いたところ、学校の音楽の授業で習ったとのこと。 名曲のことゆえ然もありなん、世界の何処の国でもその国の言葉で歌い継がれていることに感慨を覚え、子どもたちと一緒に口ずさんだことを思い出します。 さて、 その歌詞とは次のようなものです。ご一読いただきたい。


Bist Du* glücklich und Du weißt es, klatsch´ in die Hand *(1)


**Bist Du glücklich und Du weißt es, klatsch´ in die Hand. **(2)

Bist Du glücklich und Du weißt es, klatsch´ in die Hand.

Bist Du glücklich und Du weißt es,

und Du fühlst es,

und Du zeigst es,

Bist Du glücklich und Du weißt es, klatsch´ in die Hand.


このドイツ語を忠実に訳出してみますと、


「君が幸せであり、それがほんとうに分かるのなら、さあ、手を叩こう」

「君が幸せであり、それがほんとうに分かるのなら、さあ、手を叩こう」

「君が幸せであり、それがほんとうに分かるのなら、

又、それをほんとうに感じるのなら、

又、それをほんとうに示せるのなら、

「君が幸せであり、それがほんとうに分かるのなら、さあ、手を叩こう」

そうです、嘗て歌手の坂本 九さんが歌ったことで大流行し、今では私たちの誰もが口ずさむことができるスペイン民謡を起源とするあの名曲、「幸せなら手を叩こう」だったのです。



続きます。


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