知っておきたいドイツ語発音の大原則
ドイツ語発音の基本ルールをお教えします。
これを知っておくと、ドイツ語が上手に読めるようになりますよ!
1. ほとんどの文字は、ローマ字のように読み、書き、発音*されます。
つまりローマ字をマスターされているのであれば、ドイツ語の読み・書きは、ほぼ完璧と言っても過言ではないのです。まさしく、『案ずるよりは、産むが易し』です。
2. 生まれながらにしてのドイツ語の単語であれば、アクセントは原則として第1音節**(一番最初の母音)におかれます。
とは言うものの例外は常につきものであって、be-, emp-, ent-, er-, ge-, ver-, zer- 等のアクセントのない前綴りもつ非分離動詞と呼ばれるものがあることにご注意ください。
因みに、外来語の多くは第2 音節以降にアクセントがおかれます。
尚、アクセントは一般に『強勢』とも呼ばれます。
3. 母音とは音を生み出す基本となる音のことです。
原則として母音は、子音が1個の前では長音となり、子音が2個以上の場合であれば短音となります。
* ローマ字のように発音するとは、例えばs.
Haus
(ハァオス:
家)、die
Kinder
(キィンダァー:子ども達)、r.
Garten
(ガァルテェン:
庭)、die
Germanen (ゲルマーネン:
ゲルマン民族の人々)等です。
**音節とは青竹の節のようなもので、一つの単語の中で母音をともなって音を生み出す一つ一つの節目のことを呼ぶものです。z.B.【例】 e. Fremdsprache (フレェムトシュプゥラーヘェ: 外国語)の場合であれば、Fremd・spra・che という3つの音節から成り立っています。こうしたことを意識された方など多かろう筈がないでしょうが、幼少時代に戻られた気持ちでご自身の苗字がいくつの音節から成り立つものかを、この際ですから確認されてはいかがでしょう。例えば、江戸幕府を開いた将軍 徳川家康公であれば、To・ku・ga・wa・i・e・ya・su ゆえ、8音節から成り立つ
前ということになります。
長音とは、 例えばe. Ebene (エーベェネェ: 平原)、e. Kugel (クゥーゲェル: 球・玉)などです。
短音とは、 例えばs. Essen (エッセェン: 食事)、kochen (コォッヘェン: 料理する)などです。
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